セルフマネジメント

【SMART】仕事や人生の目標の立て方のコツを紹介!

何か始める際に目標設定はしていますか?

仮に1日〜2日で終わるものでしたら意気込んで作るものではありませんが

数ヶ月〜1年単位で計画して行うようなものでしたら、しっかりと作り込まないと達成できる可能性は低くなります。

そこで今回の記事では、効果的な目標設定のコツと挫折しにくい仕組み作りについてお話しをしていきます。

この後お伝えする方法を一個ずつ試していただければ、取り組む前に比べて段違いな結果を引き起こせるはずです。

ぜひ最後まで見ていってくださいね。

SMARTの法則に従って目標設定をしよう

SMARTの法則とは?

目標達成において大事なのは、計画を立てしっかり計測して追うことに意味があります。

これまでやってきた結果から、しっかり分かるようフィードバックを得て役立てることが必要です。

そのために設定しておくべきなのが、今回ご紹介するSMARTの法則ということになります。

SMARTの法則とは、SMARTの頭文字をとったものであり詳しくは下記の通りになります。

Specific(具体的な)
Measurable(測定可能な)
Assignable(達成可能な)
Realistic(現実的な)
Time-related(期限が明確な)

細いとかのスマートの意味とはまったく異なり、このSMARTの法則に従い計画を立てれば
具体的で計測可能な目標設定を立てることが簡単にできます。

それぞれの項目について具体的に見ていきましょう。

Specific(具体的な)

最初のS(Specific)の段階では、具体的な目標をたてましょう!

具体的とは、今年中に10キロ痩せたいなではなくて

3ヶ月後の●月●日までに10キロ痩せる

といった、はっきりとした目標の事を指します。

フワッとした抽象的なものではなくて、コレといった形を成しているもので計画を立てる必要があるということですね。

抽象的な目標ですと着地点が曖昧になりがちなので、最初の段階では仮にでもいいので具体的な目標設定をこころがけましょう。

Measurable(測定可能な)

測定・計測可能とは比較ができるという事になります。

上にあげたダイエットの例では10キロと書いていますが

「絶対痩せる」という目標よりも、「今何キロだけど、ここから10キロ痩せる」とした方が痩せたかどうか明らかに数字で出てわかりますよね?

さらに言えば進捗度も測れるので

・「今は目標の何%だからもっと頑張らないと」
・「このままのペースでいけば目標達成できそうだ」
・「もっと頑張れそうだからペースを上げよう」

といった事を考える基準になります。

なので測定可能になるように、目標設定をたてましょう。

Assignable(達成可能な)

目標は達成可能な目標にすべきです。

いつもは腕立て10回しかできてないのに、これをいきなり30回にしようなどと考えていませんか?

3日坊主とはよく言ったもので、1日目はやる気でなんとかなるものの2日目にはなんでこんな事やっているのかという気分になり、3日目には今日くらい休んでいいか・・となります。

そして4日目には、忘れているか1日目の情熱はもうないので特別やらなくていいかとなってしまう訳ですね。

達成可能な目標を立てるのはこのためで、無理な目標を立てても長続きしませんしハードルがあがり出来ない時の挫折感を味わう回数も増えます。

どれだけ背伸びした目標を立てても達成できる目標でなければ意味がありません。

なので、目標から逆算して達成可能な目標設定をたてましょう。

Realistic(現実的な)

Realisticは現実的なのか?という意味なのですがもっと噛み砕いていうと

今日的(こんにちてき)なのか?という意味にあたります。

今の自分に合っている事なのか?現状できることなのか?という事になります。

落ち着いて考えて欲しいのですが、その目標は現実的で今の自分にできる事なのでしょうか?

この点、しっかりと向き合って考えなくてはいけません。

目標を立てたはいいが、冷静に考えてみると現実的に難しい作業量だったりスキルを求められること。

毎日毎日朝から晩まで働きづめで他のことをしている暇が現状ない状況の人。

立場はそれぞれかと思いますが、自分の現在地から逆算してこれは今の状況下でできることなのかしっかりと考えてみる必要があります。

一度SMARTの法則にあてはめ、見返すということをするだけでこの現実的かという事はクリアしているかどうか分かると思います。

Time-related(期限が明確な)

いつまでにやるという期限を設けましょう。

「この書類をやっておいて」よりも「明日の12時までにこの書類を私に送っておいて」と言われる方ができる確率・やってくれる確率があがります。

期限があることで、いつまでにやらなくてはいけないことなのか分かります。

そうなると「今日は優先してこの作業をする必要がある」といったように優先順位から考えて計画をたてることができます。

期限が明確ではないといつまでも終わらないしグタグタした内容のものになりがちですが

期限が明確だと、期限内に向けてしっかりと対策をして仕上げようという気持ちになります。何かやると決めたなら「いつまでに」といった期限をしっかりと決めましょう。

仕事や人生に役立つSMARTの法則

ここまで話をしてきた内容を具体的な例に当てはめると

Specific(具体的な)→水着の似合う体になる
Measurable(測定可能な)→10キロ痩せる
Assignable(達成可能な)→あと3ヶ月あるから1月マイナス3キロなので達成可能
Realistic(現実的な)→食事制限と軽い運動を組み合わせればいける
Time-related(期限が明確な)→20●●年7月12日までに

といった感じになります。

文章でひとまとめにする「20●●年までに運動と食事制限をして10キロ痩せて、ビーチで水着の似合う体になる」ということ。

やる事が具体的で、期限も目標も明確にしているので

ただ「夏までに10キロ痩せる」という目標よりも、クリア出来そうな気がしませんか?

SMARTの法則に従って目標設定をするだけで一気に成功率があがりそうな目標設定ができると言えます。

方式に当てはめて考えるだけなので、ぜひ試して見てくださいね。

本来の目標とは別で二重目標を設定しよう

これはメリット・ベネフィットに関連する話でもありますが

ここに、ダイエット効果を促進する成分の入ったサプリメントがあったとします。

「今回このサプリメントで望む結果を得られなかったけど、毎日取り入れた結果半分の目標達成はした」

これって目標には達しなかったけど、なにもしないよりは全然マシな状態と言えますよね?

それに、もう一定期間続ければ目標達成する可能性は高いです。

なので、効果を感じるために少なくとも3キロは痩せたいが最終的な目標はマイナス10キロ。

こういった理想の目標とは別で、一歩手前に目標を設定することを二重目標といいます。(ドラゴン桜2で紹介されていました)

目標設定のコツは最低・理想の2つの旗を立てること

二重目標として実践しやすいのは、行動目標を設定することかなと思います。

行動目標とは毎日2時間は作業する、毎日20分運動するといった自分でコントールできる行動量のことを指します。

例え自分の望む成果を得られなくても、行動量である行動目標をクリアできていれば良しと考えます。

そもそも、目標に対して割くべきであろう時間を使っていなかったりするということは往々にしてあります。

よく言われる結果を出す人の特徴として「言われたことをするのは当たり前。言われたこと以上の努力に自分なりの工夫をして初めて突き抜ける」ということです。

ということは「やらない」という選択は論外になるわけですね。

まずは小さくてもいいので、行動目標をセットするのが大事です。最初は苦労しなくてもできるくらいな事がいいと言えるでしょう。

無理して大きな目標を設定しても挫折の原因になるだけでなく、挫折は連鎖しかねませんので悪循環をうみます。

なので小さくて簡単な目標を立てるとことかたはじめましょう。

結果でなくどれだけ自分との約束を守れたか

ここで大事なのは、自分でコントロールできるところに目標を置いているところです。

結果というのはある意味で自分ではコントロール出来ませんよね?ある程度の点数目標を立てることはできますが必ずしもうまくいくとは限りません。

なので自分でコントロールできる行動目標に重きを置くのが大事と言えます。

毎日勉強して東大に行こうといくら意気込んでも、普段と生活を変えずに何もしなければ東大はおろか早稲田・慶応も難しいです。

小さくてもいいので、まずは何かしらのアクションを起こす必要があります。

そのために設定すべきは現実的な行動目標です。

・東大に行きたいから夏までに偏差値を●●まで上げよう→そのために毎日3時間は勉強しよう

・野球部でレギュラーになりたいからバッテイングを鍛えよう→毎日本番をイメージした素振りを50回する

・登山部を作りたいから作るための行動をしよう→まずは署名集めのために同学年に入部希望者はいないか聞いて回ろう

といったハードルのものから

・マラソン習慣をつけたい→毎日決められた時間にスポーツウェアに着替える(もしくはスポーツウェアで過ごす)

書いていて思うのは、登山部の行動は少々難しいかもですね?

もっとベターなのは、先生に一度聞いて掲示板などに「体が鍛え仲間と共に登山したい人いますか?新規メンバー募集中!」などの提示をすべきかなと。

もちろん、これは目的や状況に応じて見直していく必要があります。

学年で知らない人からいきなり「登山しない?」って言われたら、不信に思う人がいるかもですよね?

今後の学校生活のことを考えてベストな行動を考えて見てくださいね。

ざっと他の例も見ていきましょう!

・今月は100万の予算達成が目標だったが、80万で終わった→しかし稼働日に1日50件の営業活動はできた

・毎日30分歩くことが目的でしたが10〜20分の日もほとんどだった→しかし毎日継続できたのでよし

・副業を始めて1ヶ月で10万という教材を買ったが結果に繋がらなかった→しかしステップに沿ってやったことで向き不向きがわかった。合っていないことは諦めて次回は次のことをしよう

・毎日1冊読みきるという読書の目的を掲げていたが月に10冊しか読めなかった→しかし毎日30分の読書時間は確保できた。

・SNSの更新を毎日3回(週21回)と決めていたが、結局1日1回の週7回しかできなかった→しかし毎日投稿ということはできた。

・勉強で参考書を30ページ終わらせたかったが、制限時間内に10ページしか終わらなかった→しかし3分の1は終わった。

といった目標の1つ前に達成しやすい目標を立てることが大事です。

そうすることで、目的の成果を得られなくても落ち込んでモチベーションを下げる必要がなくなりますし最低限の成果を得たことで目標に向かって確実に進んでいます。

フィードバックがあるので、理想の目標を達成するのに何が足りなかったのか?を見直すことができます。

何かしらの成果を得たことで、「そもそも設定が高すぎるのではないか?」と思うかもしれませんし「自分には向いていないのではないか?」「ハシゴを掛け違っているのではないか?」と省みることができます。

フィードバックを得られたことで確実に次の行動に繋がりますよ!

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