セルフマネジメント

正しい反省の仕方は?どうやって失敗を乗り越え改善に繋げるかを解説

生きていれば、ミスをすることは誰しも当然あります。

しかし社会人であれば仕事先の同僚や先輩、お客様等さまざまな関係者がいる場合は、同じミスを繰り返すと「使えない奴」のレッテルを貼られかねません。

他にも部下に対しての教育や自分の言動で人を傷つけてしまったりと、生きていれば色々と後悔することはありますよね。

いいイメージはつくのに時間がかかりますが、良いイメージを覆すのは実に簡単です。

そこでこの記事では、失敗してもその失敗を活かす要するに「正しい反省」の方法をご紹介していきたいと思います。

大きく分けると以下の3つ。

  1. 内省
  2. 信頼できる人のアドバイスを聞くこと
  3. 失敗を恐れないこと

やろうと思えば道具もいらず、すぐに出来ることです。

この記事を読んでピンと来たものがあればすぐにでも実践してみてくださいね!

正しい反省とはなにか?

正しい反省とは何か?

正しい反省とは、その失敗なり経験を次の行動にしっかりと活かし行動すること!になるのではないでしょうか?

何より問題なのは放置してそのまま進んでしまうことであり、放置することで傷口を広げて取り返しのつかない事態になりかねません。

そこで大事なのが以下の3つのポイントです。

  1. 内省
  2. 信頼できる人のアドバイスを聞くこと
  3. 失敗を恐れないこと

どれも知っていればすぐに出来ることなので、早速見ていきましょう。

内省(ないせい)

内省と聞くとピンと来ない人が多いかもしれません。

内省(ないせい)と読み、意味は自分の内面(内観)と向き合い、客観的に自分の考えや言動について省みること。

冷静に内省することで、自分のしてきた事や見せた態度などについて自ら気づきを得ることを目的におこないます。

自分の心と向き合うのは、人の関心としても大きなテーマです。

最も古い歴史的記録として、3千年以上前のデルフィのアポロ神殿の前庭に「自分を知る」という言葉が刻まれてるんだそうです。

大昔の人でも、人類が内省それ自体に大きな関心を示していることがわかる言葉ですね。

内省することで自分も気づいていない自分の思いや考えに気づき、変えていくべきところは変えていくというのは大事なことと言えます。

今回のテーマである失敗に当てはめて考えると

まずは、自分の日頃の言動やミスについてしっかりと向き合う時間を作ります。

その上でこうした方が良かったんではないか?相手の立場や気持ちになって考えてみると?ということを考えたりしていると自分のしていることがズレていたりと違かったなと感じることがあります。

その気持ちに気づいたならば、恥ずかしがらず内省の結果を信じ行動していってください。

信頼できる人のアドバイスを聞くこと

いくら内省するという考えをもっていても、完全に客観的になれる訳でもありません。どうしてもうまくいかない時は、自分の頭だけでは捻り出せない時もあるでしょう!

そんな時、信頼できる人のアドバイスを聞くことが大事です。

仕事であれば信頼できて話しやすい同僚に遠慮せずに聞くのがいいでしょう!信頼できる先輩がいるのであれば先輩でも勿論大丈夫です。

同僚に聞くのであれば

「こういう時はどうしている?」「こう考えているんだけど、どう思う?」などと聞くといいでしょう。素直に聞く姿勢を見せれば同僚もアドバイスしやすいです。

信頼できる先輩であれば経験の長さからもっと大きな目線でアドバイスくれるかもしれません!

しかし、誰に聞くかというのはとても大事なので、その人が自分の求めるタイプとまったく違う場合は聞く人を改める必要があります。

信頼できる人というのは押さえておきたいポイントですが、あまり話したことないけど惹かれる先輩や同僚がいたりすることがあります。

信頼できる人、目標にしている人に相談してみるのがいいでしょうね!

失敗を恐れない

最後に大事なのは、失敗を恐れないこと。

何度か失敗を経験すると、次にチャレンジするのが怖くなります。

失敗に対して極端に恐怖心を抱くと、思い切った行動ができなくなるだけでなく失敗後に自己否定をしたり現実逃避をしたりしてしまいがちです。

気持ちよくチャレンジして、気持ちよく失敗をするためにも納得して行動してしっかりしたフィードバックを得たいところ!

結局のところは、しっかりと自分で反省し、自分でしっかり納得しないとその先には進めないといえます。

パブリックコミットメント(外部に公言)

今のネット時代は使いようによっては悪影響も好循環も生み出します。

例えばですが、自分が内省で得たフィードバックをSNSで公言してみてはいかがでしょうか?

目標を大勢の前で公言することを、「パブリックコミットメント」と言います。

取り組みやすいのがツイッターで、140文字という文字数の中で手軽に自分の意見を外部に発信できます。

人のアクションを奮い立たせるのに有効なのは他の人に宣言するということがあります。

中々知り合いには言いづらいということもあるでしょうから、ツイッターなどで宣言するのも有効です。

「今日はこんな失敗をしてしまった。次回も同じ過ちをしないためにも1日早めに準備をしてトラブルに備える」

「チェックが甘かったので、今後は事前のチェック方法を変えよう!今までは2点だったけど3点にしよう。チェックの時間を夕方ではなく頭のキレの良い午前にしよう」

「酷い言い方をしてしまった。頭に血が上ったら一度その場を離れ、少ししたら物事にあたろう」

などといった気づきを自分で外部に発信するのです。そしてそれの結果に対して進捗あれば追加で発信をする。

頭の中で思うだけでは中々実行できないし身につきません!なにもしないよりはやった方が数倍いいです。

まとめ

今回の記事では、失敗に伴う正しい反省の仕方についてお話ししてきました。

失敗は生きて入れば誰でも起こりうること。なので失敗をするのが悪いというわけでは決してありません。

やってしまったことをいつまでも引きずるのでなく、思いきって自分と話し合ってみるのがポイントです。

内省でしっかりと自分を見つめ、時に人のアドバイスを聞いて自分の言動を見つめ直しましょう!

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