セルフマネジメント

潜在意識と顕在意識の違いと割合は?好転反応で熱が出た時の見分け方も

人には潜在意識と顕在意識があります。

この2つ聞いたことある人も多いと思いますが、普段の生活で意識をしたことはありますか?

やりたい事があるんだけどうまくいかない、長続きしないという方は
目的というより意識の力で無理やりなんとかしようとしているのではないでしょうか。

実際のところ、人間の意志力なんて大した事ないので普通の人であれば長続きしないのが当然。

そこで活用すべきは潜在意識の力というわけです。

今回の記事ではそんな潜在意識と切っても切り離せない顕在意識の2つと

潜在意識を活用している際に起こると言われる好転反応についてもお話ししていきます。

潜在意識と顕在意識の2つの違いを明確に把握して、普段の生活をもっとより良いものにしていきましょう。

潜在意識と顕在意識の違いと割合

潜在意識と顕在意識の割合は?

潜在意識とは普段意識していない無意識下で行われる決断のことです。

普段活用している顕在意識は普段コントロールできることの10%に過ぎず、残りの90%は潜在意識の領域ということになります。

日々の多くの決断を潜在意識に任せていることになり、多くの決断を自動で考えて自動で行動していると思うと少し怖いですよね・・・

勝手に判断していることにすら気づかないほど細分化された情報を捉え、自動で判定していると思えば実にすごい事なんですが実感が少しわきません。

ここから先は、人が持つ顕在意識と潜在意識の特徴についてもう少し掘り下げてみていきます。

顕在意識とは

顕在意識とは普段意識できてコントロールできる意識のことで

・今日から毎日10キロマラソンしよう
・痩せるために今日から19時以降はご飯を食べないようにしよう
・東大に合格するために毎日10時間勉強しよう。

といったことなどを指します。

自分の意思で把握して意識している心ですね。

しかし、往々にしてこういった目標はどれも長続きしません。

それはなぜか?意識的に何かをしようと目標をたてたところで

「ハードルが高すぎて次第に意志力が低くなりやる気が削がれてやめてしまう!」
と言った事が発生します。

考えてみれば当然ですが、普段の生活を強制力がないのにいきなりガラッと変えるのは中々しんどいです。

マラソン、ダイエット、試験勉強の質と量をあげるのには少しずつ変えていく必要があります。

そこで大事になってくるのは「習慣」の力であり、潜在意識に働きかけるのが大事です。

潜在意識とは

では潜在意識とはなんなのか?

一言でざっくりというと本能に刻まれた行動で、努力せず意識せずにできる行動です。

普段意識して心臓を動かしたり、呼吸しているなんてことないですよね?

こういった作業は遺伝子レベルで、人の本能に組み込まれていて
命尽きるまで自動で無意識に作動しています。

人体の循環のことで例えると極端すぎるかもしれませんが、人はこれ以外にも日々多くのことを自動で処理しています。

しかし、全てをしっかりと把握するには脳のキャパシティがたりません。

普段生きていて、見ているようで見ていないことあると思いますが

自分にとって重要な事以外は瞬時自動的に切り捨てをしようとしているため、「気づかなかった・・」という事が起きます。

そうやって処理をしないと脳の機能が保たないからですね。

そんな潜在意識の処理の中に、自分のしたい習慣を意識的に加えることはできないのか?

そんなことはありません!

ハードルを下げ少しずつ小さい達成を感じていけばいいんです。時間はかかりますが、次第に潜在意識下で出来る行動になっていきます。

・毎日素振りを100回したい→バットを握って外に出よう
・腹筋を毎日100回したい→寝っ転がって1回だけやってみよう
・勉強を毎日10時間したい→問題用紙を開いて1問だけ解いてみよう
・毎日10キロマラソンしたい→靴を履いて外にでる

例えばこのくらい小さいことから始めていけばいいのです。

失敗しようがないくらいやることを小さくしていく考えで「ベイビーステップ」と呼ばれたりもしています。

生まれたての赤ちゃんもいきなり立って歩くことはできません。

最初は寝返り→ズリバイ→ハイハイ→つかまり立ち→歩く→走る→跳ねる
といったようにステップアップしていく過程があります。

足の力がついてないのにいきなり走り始めるのが無理なように、いきなり目標行動一直線では出来ない可能性が高いです。

なので目標を明確にしてベイビーステップで初めていき、潜在意識下の行動にできるように仕込んでいきましょう。

潜在意識の好転反応で熱が出る?

原因はコンフォートゾーンからの脱出

潜在意識の書き換え中に熱が出ると言われたりしています。

これは普段と違う活動をしているために起こる、体から発せられる危険信号みたいなもの。

特に生命の危機でもないのに自分の行動を変える必要はないという本能が人には備わっています。

そのため、普段と違う行動をしている or 潜在意識が変わる時に好転反応というものが出ると言われています。

今まで当然と思っていたものをガラッと変える必要があるので、生まれ変わるために古いものをデトックスする必要があります

東洋医学では、好転反応を瞑眩(めんげん)反応と言うそうで、瞑眩反応とは症状が良い方へ転ずる時に起こる一時的な身体の不調のことをさします。
※この好転反応が起きる期間について、ほとんどの場合3~7日程度で収まるそうです。

好転反応の具体的な症状は以下の通りです。

・身体的:便秘、下痢、吐き気、腹痛、頭痛、頭が重い、ふらつく、発汗、皮膚の変化

・精神面:不安になりやすく情緒不安定、気分が落ち込みやすい、罪悪感がでる、泣き出したくなる

熱に限らず、その人の弱い部分に出る事が多いと言われています。

身体的特徴なのか、精神的な症状としてでるのかはその時のタイミング次第ということ。

本能的な拒絶になるのでこれを完全に抑えることは難しいのですが、知っていればこれは好転反応だから我慢して乗り越えよう!という考えになりますよね。

好転反応と普段の熱の見分け方

では通常の熱と好転反応の体の不調は何で判断をすればいいのでしょうか?

そこで重要になってくるのが、プラシーボ効果というもの。

プラシーボ効果とは、本来はその効果を持たない物質が有効だと信じ込ませられることで
まるで本物と同じような効果を発揮することを指します。

簡単にいうと、全然関係ない薬でもこれは効きますと思い飲んでいれば、風邪薬になりうるということになります。

つまりは

「潜在意識の書き換えがされて好転反応で熱が出る」という認識があれば
少しやっただけでも熱が出て「効果が出てきた」と感じることさえあるということです。

少しやっただけで熱っぽくなったり、調子悪くなったりする場合はプラシーボ効果の可能性が高いです。

他にも風邪になりやすい時期というものがあります。例えば季節の変わり目や毎年8月に風邪になる!

といった場合ですね。

こういった症状も考慮すれば見誤る可能性は低くなると思われます。

まとめ

今回の記事では

・顕在意識と潜在意識の違いと割合
・潜在意識の好転反応

と言ったことについてお話をしてきました。

・潜在意識は顕在意識の何倍もパワーがあるということ。
・頑張るのではなく、行動をベイビーステップに落とし込み少しずつやっていく
・潜在意識に刷り込むために何度も継続する

といったことをしっかりと理解して、日々の行動に落とし込みをしていけば習慣にしたい行動も意識的に加えられるはずです!

やる際は何度も同時にやるというよりは一つずつ確実に身につけていきましょう!複数同時に行うのは無理しやすいですいし、続かない可能性が高いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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