リストマーケティングとは、簡単に言ってしまえば顧客のリストを集めて見込み客に認知させ商品を売ることです。
お客様はどこにいて普段何をして何歳なのか?まるで個人情報みたいなものはどこにも公開されているわけがありません。
しかし、そのリストさえ手に入れてしまえば
1、直接顧客に
2、自分のタイミングで
3、旬な話題や届けたい情報をリアルタイムでお届け
と言ったことができるのが、リストマーケティングの魅力になります。
この記事では、リストマーケティングの考え方や例を使い分かりやすく説明していきますので最後まで見ていってくださいね。
Contents
リストマーケティングとは
リストマーケティングとは「リストを集めてリストに向けて販売するマーケティング手法」になります。
情報は今まさに玉石混合ともいえる時代で、良いものも悪いものも混ざり合って自分にとって本当に価値のあるものが分かりにくなっています。
そして、伝える方法も新聞広告、ラジオ、CM、ブログ、SNSなど様々あり全部は処理しきれないのでお客さん自身も自然とスルーする技術に長けてきています。
「あなたにとって有益な情報です!」
と伝えるまでは本当に難しく、たとえ良いものでも届けるまでが大変なのが現状です。
そんな状態を切り抜けるのに、リストマーケティングの考え方が重要といえます!
リストマーケティングって怪しい?
ここまで聞いてきて、なんかリストマーケティングって怪しいなと感じる人もいるかもしれません。
顧客リストをもとに勝手に売り込みをかけるのはとても効果的なことですが、売り込みをかけられる多くの人にとっては無関心なことであることのが多いです。
しかし、売り込まれているにも関わらず自然と読み流してスルーしていますよね?
そんな背景を考えると「リストマーケティングは効果があるのか怪しい・・・」
そう思われても仕方ないですが、実はリストマーケティングはそこら中に溢れていてあなた自身も少なからず売り込まれています。
リストマーケティングの成功例
リストマーケティングは身近なところにたくさんあります。
例えば以下のようなもの
・楽天のメール、アマゾンのなどのあなたにオススメの商品の紹介
・洋服の青山、ZOZOTOWN、ユニクロなどのキャンペーン・イベントの季節ものの紹介
・ニンテンドー、PlayStation Storeからの案内
・就職サイトからのおすすめ求人情報
パッと思いつくものでもこれだけあります。人によってはメールマガジンを見れば多くの企業から毎日もしくは何日かに何通かのペースでメールがきている筈です。
こういった案内メールなりを見て、最新映画のことを知れたりクーポンがあることに気づいて何か買ったことがある人もいるのではないでしょうか?
私たちは特定のサービスを使うために個人情報を収集されることがあり、その個人情報を利用されて次のサービスの案内を受けています。
こう考えてみると、身近なところにリストを使った成功事例が隠れています。
リストマーケティングで何を売るのか?
企業でなく個人(もしくはスモールビジネスで)がリストを使って何を売るのか?
ということになってくるんですが、それは本当にサービスなり商品によって異なります。
ただ、お客さんが魅力を感じてくれれば高くてもなんでも売れます。
マーケティングの基本概念は「売るための仕組み作り」となり、そのための導線は1本で綺麗に分かりやすくシンプルにしておく必要があります。
副業で売れやすいのは魅力的なコンテンツ
リストマーケティングで売れやすいのはコンテンツ(=商品)になります。あなたが作った独自のサービスを1つにまとめたもの。
それは他に似たようなものがあってはならず、ターゲット(顧客)が価値を感じるものでなくてはなりません。
リストマーケティングは売るための要素に過ぎず、本当に売れるかどうかはコンテンツの魅力次第ということを忘れてはいけません。
魅力的なというのは
・このコンテンツを使いさえすれば自分の抱えている悩みが解決できそうだ!
・この値段でここまでサービスが充実しているなら買ってみようか
・個別相談もあるのは有難い!なんでも相談OKならばあの悩みも解決できるかも?
・このテーマの発信をしていて自分の先にいる人だから何か解決策に繋がりそうだ
といったことです。
ただここで自分には何の実績もないので・・とかって話はいりません!
野球のことが知りたいからイチローにしか教えられないのか?
科学の事が知りたいからアインシュタイン、芸術のことが知りたいからミケランジェロに教わろう!とはなりませんよね。
必要なのはターゲットの一歩先にいることであって、突き抜けた実績なんて本当にいりません!
ターゲットより多く失敗し、多くの経験を積んだ人の話が聞きたいのです。なにより立ち位置が近い方が相談もしやすいし分かってくれやすいです。
なので魅力的なコンテンツは、あなたが作れる最高のものを出し惜しみなくまとめたものに宿ります。
リストマーケティング やり方
主なリストマーケティングのやり方は以下の通り、とてもシンプルです。
ステップ1:リストを集める
ステップ2:リストにメールマガジンを送信
ステップ3:価値提供を続ける
ステップ4:セールスをかける
一つずつ順番に解説していきますね。
ステップ1:リストを集める
これはそのままの意味で顧客に求めるのはメールアドレスを登録してもらうことです。
他にも、LINEでのリスト取得という方法もあります。
LINEは日頃からアクティブに見てくれやすいし、比較的長文でもカラフルな導線にすれば読んでくれるかもしれませんが、発信者側がアカウントを削除されることがあります。
そういった意味でLINEをメインというのは少しリスキーかなと。
LINEも有効ですが、セットで誰でも持っているはずのメールアドレスも集めておくのがいいです。
それに、メールはそこまで普段意識して見ていないという人であっても自分がメールアドレスを登録したのであればその配信の1回、2回は見るはずです。
LINEと違い、メールは読み物という概念があるので長文でも読んでくれやすいです。
ステップ2:リストにメールマガジンを送信
登録の次にするのはリストに向けてのメールマガジン発行です。
あなたが有名で優れた発信者であるならば何もしないでも読んでくれるかもしれません。
しかし多くの人は何者でもない普通の人のはず!
であれば、ここでメールマガジンを登録してくれた人は何かしらの見返りを求めてる可能性が非常に高いです。
そんな人に向けて、ただの「登録ありがとうございます」的なメールだと
最初のメールこそ読んでくれるかもしれませんが、次のメールからは開封してくれない可能性が高くなります。
最初のメールは登録してよかったと思われるような、価値の高いプレゼントを用意したい所です。
期待値を上げた方が次のメールを読んでくれる可能性も上がります。
ステップ3:価値提供を続ける
最初のメールで価値提供をして、少なからず満足してくれたら次のメールも読んでくれる可能性がありますと説明をしました。
次にやりたいのは、次のメールでも価値提供をし続けることです。
その流れを続ける事で、次も次のメールも見てくれる可能性が高まります。
ここで顧客に求めるのは有益な情報を無料で出してくれる配信者だと思わせること。人は色々貰えば貰うほど返報性のルールに従いお返しをしたくなります。
その気持ちを利用しない手はありません。
ステップ4:セールスをかける
そんな中で無料で価値提供をして終わりではありません。
無料では1段階まで、次の2段階目に行くには有料といった形で次第にセールスに切り替えていきます。
ここでお客様の声といったような第三者の反応があると、商品の信憑性や価値が高まります。
簡単に言えば口コミです。
最初は口コミなんて無いはずなので、作ったものを誰かに見てもらうか、プロセスエコノミーの概念で作成段階から練り上げていくかで商品を作っていきましょう。
そうすれば他の人の意見も交えた、本当の意味で良いものが出来ます。
リストを集めて販売しよう
この記事ではリストマーケティングについてお話ししてきました。
顧客のリストを集めてセールスする
言葉にすると簡単に感じますが、実はとても奥が深く戦略が何重にも及びます。
仕組みを作るのは大変ですが、作ってしまえば勝手に回すことも可能ですのでテストを前提に一つ良いものを作って見ましょう!